2014年シーズンとドラフト
巨人軍の2014年シーズンはクライマックスシリーズ・ファイナルステージでまさかの4連敗を喫し終了。
CSはシーズンを象徴するかのような4試合であった…
今年ははやくから原監督が優勝するために1年通した戦略を立てていて、その象徴のひとつが打線の流動化。100以上のパターンを組み、時には「打順が固定されないのが選手の不調の原因!」「動かし過ぎだ!」みたいに批判を浴びました。
実際のところ今シーズンの貧打の原因は打順固定にもあるだろうけど、それだけじゃないところもあるだろうなァと。投手陣にも言えるけど、今年は原監督によるスタメン完全白紙宣言で、キャンプ初日から全員フルスロットルだったのはどうだったのかなァとおもうところ。
とはいえ、リーグ優勝は達成。大事な9月にチーム全体の調子をまとめあげたあたり、原監督のさすがの手腕。
CSの敗退はリーグ優勝するための戦い方から短期決戦の戦い方に頭を替えるのが出来なかったのが原監督のミスではないかと。あんなに打てない勇人を上位固定はシーズンならまだしも短期決戦では…。というか去年の日本シリーズでも阿部にこだわりすぎて負けたのを少しは学習しておいてほしい。
ま、シーズン終盤には未完の大器こと大田泰示が覚醒の兆しをみせ、ドラフト1位で獲った小林誠司は守備面では期待通り、打撃面は前評判よりちょっと良かったので、未来は明るい明るい。
そしてつい先日にはドラフトが。
1位は高校通算73本塁打の超大型内野手・岡本和真を一本釣り。やったぜ。
原監督ははやくも自分の後継者として4番サードにしょうとしているけど、守備面はあまりいい話を聞かないのでどうなることやら。無難にファースト守らせてもいいとおもうケド。
しかしこのタイミングで高卒ドラ1は上手いこと世代交代の準備が出来そうな予感。
主力の坂本勇人は今年26歳。以下現在1軍にいる高卒野手は、橋本到(24)、大田泰示(24)、中井大介(24)あたり。2軍では辻東倫(20)や今年入団した奥村展征(19)、和田恋(19)を絶賛育成中。
1軍の主力内野手、村田・片岡は30歳を超えて、あと3,4年がいいところ。ここが抜けるタイミングでいま2軍にいる面々+岡本がレギュラーになれば…。あぁ。考えるだけでよだれが。
とまァ若手厨なんて呼ばれるタイプのファンとしては楽しみで仕方がない。
ちなみに今回のドラフトは全部で4人指名。
2位には日大のサウスポー、戸根千明投手。
ちょっと調べるとなんと173センチ93キロ。デカイ。
ネットに上がってた映像を観てみると、まさに和製CCサバシア。
持ち球も140後半のストレートにシンカー気味のチェンジアップとスラーブ。
体型からして巨人左投手にはいないタイプ。楽しみだ。ぜひ先発で。
3位は社会人、三菱重工名古屋の高木勇人投手。
高木?勇人?
旧高木こと高木康成がいなくなって新高木こと高木京介が高木を独占かとおもったらまた新たな高木が。巨人の高木抗争はまだまだ続く。
苗字だけでそんなストーリーが出来るのに、名前が勇人って…。
名前だけでお腹いっぱい。
ちなみに今年は育成で高橋慎之介というこれまた名前だけで満腹になる選手も指名している。
4位には国学院大のこれまたサウスポー、田中大輝投手。
国学院で左といえば前にも出た高木京介も同じ。しかも4位指名まで同じって…量産型高木京介じゃないだろうな…。
まァ左投手は何人いても困りはしないからね。
てな感じで、日本一は逃しつつも未来には楽しみな話題満載で2014年の巨人はオフシーズンへ。熱き日々はしばしの休憩で。
と、我らが永遠のスーパースター高橋由伸が来年から兼任コーチになるのを忘れていた…。
引退後スムーズにいけるようにってところなんだけど、いよいよ形みえてくる「引退」
ひとまず来シーズン最初にやることは、由伸のユニフォームを購入ってことで…。
野球とは
野球とは、これすなわち読売巨人軍である。
2014年、日本プロ野球は今年80周年を迎えた。
同時に僕が応援する読売巨人軍も80周年を迎える。
日本にプロ野球というものが生まれた、その時から読売巨人軍はある。
「球界の盟主」と呼ばれて、数えきれないほど期待と希望、恨み嫉みを集めてきた。
ちなみに今年、僕は25歳になった。
野球というものを自らプレイしはじめて、大体15年ほど経つ。
神奈川県に生まれた僕は、父の影響を受け野球と出会う。
父も同じく神奈川に生まれた人だが、物心つくころには巨人がV9を達成、黄金期を迎えていたから、自然と巨人ファンになった。
僕が物心つき野球を認識したころ(大体1994〜97くらい)には長嶋茂雄が監督に就任。
主力は松井秀喜やFAで移籍した清原和博、さらに仁志敏久・清水隆行などの後の巨人の中心となる選手が活躍を見せていた。
そして、1998年、僕は本格的に地元の少年野球チームに入り野球を始める。
その年、ルーキーの高橋由伸が1年目から活躍。
端正なマスクと右足を高くあげる一本足打法、華やかな守備の前に、野球を自分の身体で感じ始めた僕は目を奪われた。
その2年後、2000年には9回裏に江藤の満塁ホームラン、当時2年目で遊撃のレギュラーだった二岡のサヨナラホームランでリーグ優勝を決めている。
このときの記憶は鮮明に覚えているし、僕の中でこれ以上のリーグ優勝は他にない。
2002年、中学に入学した年、巨人は長嶋茂雄から原辰徳に監督が変わった。
部活動として野球と向き合ったこの中学3年間で巨人と触れ合う時間は減っていった。
単純に自由な時間が減ったこともあるが、「野球部は意外とプロ野球を観てない」という”あるある”みたいなものに当てはまっていた。
毎日放課後にキツイ練習をしていると、帰宅したあとまで野球を観る気になれないというやつだ。
2005年に高校に入学するが、そのころの巨人は堀内恒夫が監督に就任し、いわゆる暗黒期を迎えている。
8年ぶりのBクラス、巨人戦テレビ視聴率は低下している。
僕はといえば、「当然高校でも野球をするんだろう」という父からのプレッシャーを主な要因にして、野球から離れた。
バンドをしてるのがカッコいい…みたいなありきたりな理由で軽音部に入ってみたり、ただただボケっと高校生活を過ごしていた。
といっても、それはちょっとした反抗期みたいなもので、すぐに野球の元へ返っていく。
2007年、高校3年になると父の監督する草野球チームに参加し、またテレビで巨人戦を観ることも日常になった。
その年の巨人は原辰徳が監督復帰2年目、FAで日本ハムから小笠原道大を獲得。
高橋由伸を1番に、エース上原をクローザーとして起用するなどして、リーグ優勝。
この年から導入されたクライマックスシリーズでは敗退したが、常勝巨人軍復活の兆しを見せる。
2008年、僕が高校を卒業し大学へ入学したこの年、巨人は開幕ダッシュに失敗するも、
坂本勇人や山口鉄也、亀井義行といった若手、そしてFAで移籍した小笠原などの活躍で劇的な逆転優勝を飾る。
2009年になると第2回ワールド・ベースボール・クラシックで日本が優勝。
巨人も圧倒的な力を見せつけ、首位を独走、日本一を獲得した。
それから今年まで5年間、僕の中のプロ野球、巨人に対する熱は高い温度まであがり、やがてそれが平熱となり始めている。
諸々の事情から自分で野球をすることは減った。
代わりに野球を観ることは完全な日常になった。
巨人を応援することは、それが当然だった。
なんの疑問もない。そしてそれは今も変わらない。
巨人を応援することが生まれる前から決められていたと感じるほどに。
いま、巨人では世代交代の波が近づきはじめ、僕と同年代の選手がこれからの巨人黄金時代を築こうとしている。
コーチ陣は僕の幼少期に活躍した選手が名前を連ねはじめている。
これがあと数年経てば、当時の主力が監督になるだろう。
これから先も、なんの疑問もなく、呼吸をするのと同じように毎日、毎時間、毎分毎秒、巨人を応援し観ていく。
そしていつか、子供が出来たとき、その子もおそらく過去の僕と同じようになんの疑問もなく巨人を応援しているだろう。
いや、していてほしい…とおもう。
とはいえどこを応援するか自由だから、別に他の球団を応援していても、それは良い。
ただ、変わらず僕は巨人を応援しているはずだ。
野球とは、これすなわち読売巨人軍である。
初めて野球と触れたときから、今でも、そして未来でも、僕の中の野球は読売巨人軍なのだ。
ミウジック
難しい問題
ウチの犬がもう17歳になる。
去年の暮れぐらいから、とうとう後ろ足が弱り、自力では立ち上がれなくなった。
頭はそれなりに冴えているのか、思い通りに動けず文句を言う。
獣医の先生曰く「今まで寝返りやちょっと歩くことが急に出来なくなって、多少もどかしさや苛立つこともあるから、吠えることも増えるとおもいます」とのこと。
寝たきり犬の介護というは、これが結構大変。
まず朝が早い。4時とかに朝食を促すように、吠える。
夕食を欲して夜も、吠える。
完全に腹時計で生きている。
さらに寝たきりだけど、出すものは出す。
細身の犬種なので、おむつとかが出来ず、下にトイレシートを敷いて寝てる。
出すものを出すと気持ち悪いのか、吠える。
早くシート取り替えろと、吠える。
また寝付くまでも、吠える。
寝る体勢が定まるまで、吠える。
決まったかな…?とおもうと、吠える。
「違う違う、もっと足を伸ばしたいんだよ、いや、やっぱりそうじゃない」
とでも言ってるかのように、吠える。
と、よく吠える。
そして、それらを総合して、最も大変なことがある。
それが、家を長時間空けられないこと。
トイレを定期的にして、吠える。
立ち上がれないだけで、後ろ足は多少動くから、這いつくばるように暴れたりする。
そうすると思いもよらないところに頭をぶつけたりと、ケガの心配がある。
今はそれを防止するために、小さな籠に寝ているけど、とはいえ、その中でも暴れるから何が起きるかわからない。
結果的に、長時間家を空っぽにすることはあまり好ましくない状況にある。
平日、父も自分も仕事に出ている間は、近くに住む祖母に日に3回ほど様子を見に来てもらっている。ありがたい。
だけど、どちらかが家に入れば、2時間ほどは外に出ても、やっぱり1日家を空けることはしない。毎日祖母に来てもらうわけにもならないし。
そんなこんなで、大変な介護生活を過ごしてる。
正直、もう犬としては長生きで、いつ死んでもおかしくないし、例えば死んだら「よく生きたねぇ」と賞賛されるような年齢だ。
故に自分自身のコンディションによっては、「あぁ、もう死んでくれないかなぁ」と思うことも、ある。
もちろん、死んで欲しくはない。
けれど、同時に死んで欲しいともおもう。
彼自身もそろそろゆっくり眠りにつくことが、ひとつの幸せなんじゃないかとも、おもう。
話は飛ぶけれど、去年、母が幾ばくもないという状況になり、父も自分も病院に寝泊まりしたことがあった。
約2週間。
ふたりとも、心も身体も日に日に落ちていく。
そして、限界が近づくなかで、母が息を引き取った。
その時、とてつもない絶望があったけれど、同時に「ようやく終わった」とも思った。これ以上この状況が続いたら、父も自分もどうかしてしまうと思っていたからだろう。
色んな意味を含めて「あぁ、これで、ようやく終わった」と。
明確な終わりがあるけれど、それがいつ来るのかわからず、時間がすぎるのをただひたすらに待っていた、あの2週間。
「死んでほしくない」と「いつ終わるのか」、「もう終わってはくれないか」
様々な感情がギュッと濃縮されていた。
今、老犬を目の前にして、あのころの感情が薄く、そしてあの頃より長く、この4ヶ月間、常に頭にある。
ようやく寝てくれた様子を見て、「まだまだ頑張って生きてくれ」「もうそろそろ、ゆっくりしないか」、希望と諦めのような2つが入り交じる。
実際にいなくなれば、「あぁ、やっぱりもっと生きていて欲しかった」と強く強く思うのは、知っている。
それはこの1年で体感して、学んだ。
学んだけれど、去年のように両極端にある気持ちが同時に押し寄せる。
明確な終わりはある。
でもいつ来るかわからない。
どうすればいいのか、正解はわからない。
ひとまず今は、吠える声が聞こえたら、眠い目こすって様子を見に行くしか、出来ることはないとおもう。
とはいえ、1日6時間くらいは、一度も起きずに寝かしてくれないかなぁ。
寝床
ここんとこの部屋の大掃除の要因になったベッドと、とうとうお別れした。
いわゆる2段ベッドで、下段がすべて机になっていたので、非常に助かっていた。
これが無くなるということで、現在部屋がハリケーンでも通過したのかとおもうほど、
大荒れ状態。
ちなみに代わりの机は父親が自営業してたときのが倉庫にあったので
リサイクルする予定。前のより狭くなるけど、実際使ってた面積と変わらないから
良しとする。
机はいいとして、寝床をどうにかしないといけない。
といっても、2段ベッドは「なんか寝返りうつとグラグラするから気持ち悪い」
という理由で使わず、狭い部屋の床に布団敷いて寝てたから使ってなかったんだけど。
折角だからってことで、ベッドを買った。
ただ、マットレスがあんまり好きじゃないので、フレームだけで布団敷くことに。
ニトリ行ったらちょうどいい物が、現品のみで安くなってためで購入。
めでたく、まともな寝床を確保しました。
にしても、マットレスはなんでか苦手。
バインバインするから寝にくい。
ダブルぐらいの広さなら大丈夫なんだけど、シングルサイズだと寝にくい。
個人的には天蓋付きのベッド(いわゆるお姫様ベッド)がいい。
人間、寝ているときほど油断している瞬間はないとおもっている。
だからと言って「人ん家で寝れない」とかではなく、ただ油断状態を見せるのは好きではないので、いつもタオルを顔にかけて寝てる。
まァこれは友達の家とかだと寝るタイミングがバラバラで、
電気が点いたままもあるから、アイマスクの役割もあるのだけど。
ともかく、寝ているときの油断状態の顔を見られるのは、なんか負けた気がして
好きではない。さらに睡眠時の油断状態を見られるのは、領眠権(睡眠時における自身の絶対領域みたいなもの)の侵害に値する重罪だとおもってる。
その点から考えると、天蓋付きベッドはとても優秀なもので、ベッドの周辺をカーテンで擬似的な密室にできる。
これなら容易に他者に侵入されることもない。
しかも、「真っ暗寝」タイプなので、普通のベッドより「真っ暗感」が感じられて、
その点も高評価。
あと枕も4つくらいあると良い。
今もIEKAの枕3つ使ってる。IKEAのは安いし、種類(横寝、仰向け、うつ伏せ)もあって、クッションみたいで愛用してる。
よくホテルとかいくと枕たくさん置いてあるから、全部使う。
総合的にいうと、天蓋付きでキングサイズの枕たくさんあるベッド(布団敷き)が一番。
まァ、結局寝てしまえばシングルサイズで枕も1個しか使わないんだけど。
激おこ画像
激おこプンプン丸の強弱で上下3段の画像がある。
色んなパターン出てるやつ。
あれをちょっと後輩の画像でやってみた。
やってみてわかったけど、これは作る人の技量やセンスがすごく問われる。
上下で6つの種類の画像をどの順番で置くか、置く順番だけならいいけど、
それに「おこ」の強弱があるから、ただ面白い順とかに並べるだけじゃダメ。
結構、難しい。
今回の「おこ」と「激おこ」逆だった気がしてるし。
これフォーマットだけのモノ1枚用意して、サイズ合わせて色んな画像を
バラバラ〜と集め、何人かで枠にハメる遊びしたら面白そう。
大喜利的要素があるんだろうなぁ。
あとこんなことしても喜んでくれるし(というか今回は要求されたし)、
こんなもの作れるだけの変な写真の被写体になってくれた後輩感謝だね。
侘び寂びCF
昨日のコンパクトフラッシュ。
リーダーが届いて早速挿してみた。
今回のはしっかりと挿さる。さすがコンパクトフラッシュ専用。
一安心してUSBケーブルを繋いでみた。
肝心のコンパクトフラッシュの中身が何もない。
3枚全部、カラ。
怒りに任せ、プライム会員なのを良い事に、
コンパクトフラッシュ専用リーダーを買った、が、カラ。
これが侘び寂びというか、世の理というのか。
まァ、気になるコンパクトフラッシュの中身がわかったので良しとします。
気になって気になってムキになって開けたら中身がないって、
ちょっと童話チックだけど。
今日お昼に工藤公康著、『野球のプレーに「偶然」はない』を買った。
野球のプレーに、「偶然」はない ~テレビ中継・球場での観戦を楽しむ29の視点~
- 作者: 工藤公康
- 出版社/メーカー: カンゼン
- 発売日: 2013/04/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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工藤さんといえば、小学生のときに読売新聞の抽選でジャイアンツ子供野球教室が当たったことがあった。
ジャイアンツ球場でジャイアンツの選手がちょこちょこっと教えてくれるんだけど、
たまたまブルペンで教えてくれるタイミングで工藤さんが来て、1球だけ見てくれた。
「腕をねぇ、思いっきり振らないとストライクは入らないんだよ。置きにいっちゃダメ」とコメントもらったのを今でも覚えてる。
あとは著書だったかなんかで、「頭で理解し、身体で試せ」って言葉もあった。
どっちもずっと頭に残ってるなァ。
今でも好きな選手の一人。
今日買った本も楽しみです。